VOIX D'ETUDIANTS お客様からのお便りをご紹介

 開放的で住みやすい、“バラ色の街”Toulouse。

フランス南西部ミディ・ピレネー地方の主要都市、Toulouse。私はこの街に2年間、学生として住んでいました。ToulouseはParisに比べてかなりこぢんまりとしていますが、なぜ2年も住み続けたかというと、それはひと言“住み心地が良かった”からです。

レンガ造りの建物が建ち並ぶToulouseは、そのレンガの色から“バラ色の街”と呼ばれ、Parisとはまた違った美しさをもっています。街の中心部には、歴史的にとても貴重な大聖堂や修道院が点在。ガロンヌ河や世界遺産に登録されているミディ運河の河岸では、好きな本を読んだり、バゲットやチーズ、ワインを持参してピクニックをしたり、みんな思い思いに自分たちの時間を楽しんでいます。好天に恵まれる日も多く、隣国スペインの影響も受け、明るく、開放的な空気に包まれているのも魅力です。そんな風土のためか、トゥールーザン(Toulouseに住む人)たちは陽気で、おおらかで、私たち外国人留学生に対しても、とてもフレンドリーに接してくれます。

もう一つToulouseの魅力と言えば、フォアグラや鴨料理など、美食家達の舌をも満足させる豊かな食文化。はじめて食べた本場のフォアグラ料理は、驚くほど美味で感動したのをおぼえています。ミディ・ピレネー地方の料理は、私たちが知っているフランス料理とは全く異なります。ぜひ、おいしい地元の料理が食べられるレストランに足を運んで、新しいフランス料理の味を発見してみてください。



新鮮な野菜がずらりと並ぶマルシェ。



Toulouse滞在中ハマった、フォアグラ料理。


毎年10月に開催されるチョコレート市。



様々なイベントやコンサート会場となるキャピトル広場。
 留学生にはうれしい、安くて、快適な地方都市。

留学生にとって切実な問題といえば、やはり“節約”ではないでしょうか。私も留学時代は、いかに生活費をおさえるかということをいつも考えていました。その点、Toulouseは比較的大きな都市でありながら、物価があまり高くないので、とても助かりました。例えば、コーヒー1杯とっても安いカフェなら1.30ユーロ。

Parisとは比べものにならない安さです。家賃も同様、Parisに比べるとまだまだ安い物件があります。また、ストレスが少なく快適に暮らせるのも地方都市の良いところ。特に、Toulouseは文化都市を目指し、街の中心に乗り入れる車の量を規制するなど、人々に優しい街づくりを進めています。市内には地下鉄が2本通り、バスの路線も充実していますが、街の中心部は歩いて回れる広さなので、のんびり散策しながらお気に入りのスポットを探すのも楽しみのひとつ。意外な場所で、かわいいカフェやショップに出会うこともあります。また、大型ショッピングセンターから、有名百貨店、高級ブランドのブティック、個性豊かな専門店や雑貨屋さんまで、多彩なお店が揃っているので、ショッピンが大好きな方も満足できると思います。
 イベント、コンサートから小旅行まで、オフタイムも充実!

Toulouseは文化意識が高く、これまでも様々なイベントやコンサート、演劇、映画祭などが行われてきました。そして、現在、2013年に向け、“欧州文化都市”に立候補していることから、地元のアーティストはもちろん、国際的に活躍しているアーティストたちによる様々なイベントやフェスティバルが企画、開催されています。私も滞在中は、学生という特権を利用し、格安で世界トップレベルの芸術・音楽に触れることができました。また、学生の街という一面をもつこの街は、若者が集まるバーやクラブなどが数多く点在。週末になると、飲んで踊って楽しむ人々で朝まで街は賑わっています。

週末を有効に使うなら小旅行がおすすめ。地中海やピレネー山脈まで車で2〜3時間で行け、夏は地中海沿いのビーチで海水浴、ピレネー山脈でのハイキング。冬には上質な雪の上でスキーと、自然の中で楽しむアクティビティも堪能できます。スペインにも近く、バルセロナまで気軽に旅行できる他、Toulouseの周辺には、“フランスで最も美しい村”のひとつに認定されている、おとぎ話に出てくるようなかわいい村が点在。そんな村々を訪ねてみるのも楽しみのひとつです。

花に包まれたかわいい家が建ち並ぶ“フランスで最も美しい村”に認定されているサン・シル・ラポピー。



絶景が広がるピレネー山脈
 語学学校の特徴を知り、自分に合った学校選びを。

Toulouseでフランス語を学べる語学学校は、主にInstitut Catholique de Toulouse とAlliance Francaiseの2校。他にLe Mirail(ル・ミライユ)という大学に外国人のためのフランス語コースもありますが、毎年入学希望者が殺到し、入学できない場合もあるので、ここでは確実に入れる語学学校にしぼって紹介します。


緑が美しいInstitut Catholique de Toulouseの中庭。
他の主要都市に比べ、語学学校の数が少ないToulouseですが、学校の授業の質は高いと思います。まず、Institut Catholique。この学校はテキストがなく、毎時間、担当の先生がプリントを配布し、それに沿って授業が進められます。ある意味、先生の力量が問われるわけですが、それぞれ先生達も工夫をこらして授業をしてくれます。この学校の一番の特徴は、“実践的”ということ。上級クラスはもちろん、初級のクラスでも「自分の国の文化をテーマにフランス語でプレゼンテーションしなさい」というような課題がよく出されます。また、あるシチュエーションを設定し、役になりきってフランス語で会話をするというjeu de role(ロールプレイ)という授業もよく行われました。もちろん文法もしっかり教えてくれます。
一方、Alliance Francaiseは中級まではレベルに合わせたテキストがあり、そのテキストに沿って授業が進められます(上級クラスからはプリント)。ですから、文法、聞き取り、オーラルをバランスよく学んでいけると思います。Alliance Francaiseも講師陣の質は高く、文法などはとても分かりやすく説明してくれました。私は両方の学校に通いましたが、自分がどの分野を伸ばしたいのかを考え、学校を選ぶと良いと思います。また、どちらの学校も授業についていけないなど悩み事があれば、先生達がしっかりサポートしてくれるので、気軽に相談してみてください。

ちなみに、Le Mirailは学費が安いのが魅力ですが、授業は講義が中心。“会話力”をつけたいのなら、語学学校の方がおすすめです。
 日本人同士のつながりも大切に。

最後に、フランス滞在中に感じたことを一点。「せっかくフランスにいるんだから、日本語は話したくない。日本人の友達はいらない」という方はいると思います。確かに、毎日ずっと日本人と日本語で話していたのでは、留学の意味は全くありません。この点に関しては、留学を考えている方なら十分理解していることだと思います。ただ、個人的な意見として、外国に住むうえで、やはり日本人とのつながりは大切。特に、アパート探しや滞在許可証の申請、アルバイト探しなどは、日本人からの口コミ情報がとても役立ちます。フランス人では知り得ない、外国人、日本人ならではの貴重な情報が手に入ることもあるので、ぜひ、日本人の情報網も活用しつつ、有意義な留学、フランス生活を送ってください。

 現地発トゥールーズガイドを差し上げています

上記の記事を書いてくださったMIHOKOさんが、お友達と一緒に作成した【現地発トゥールーズガイド】。

基本的には、
FRENCH LABOでお申込をただいた方に配布していますが、留学先を検討する際にお読みになりたい方もいらっしゃるかも、ということで、ご希望者にお分けしたいと思います!

ご希望の方は、【現地発トゥールーズガイド】送付希望の旨と、名前、送付先住所、留学予定時期&期間を書いたお手紙に、80円切手を添えて、FRENCH LABOまでご郵送下さい。

151-0053 東京都渋谷区代々木 2-36-10 アドウェル代々木 102 Be-Sense

なお、郵送以外での申込・配布希望はお受けいたしませんので、ご注意下さい。

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